陸上選手の為末大氏のTwitterでの発言が波紋を呼んでますね。
問題のツイートは以下の通り
「成功者が語る事は、結果を出した事に理由付けしているというのが半分ぐらいだと思う。アスリートもまずその体に生まれるかどうかが99%。そして選ばれた人たちが努力を語る。やればできると成功者は言うけれど、できる体に生まれる事が大前提。」
資質有っての努力、資質も無しに努力したって成功する訳が無い。
故に俺には資質有った。
と言いたいのかは分かりませんが
負け犬根性満載で、劣等感の塊の我々凡人がこれを読んでどう思うか・・・
自信過剰の傲慢野郎だと揶揄するかもしれません。
ところが、私は彼の言ってることはもっともだと思います。
目の出ない種にいくら肥料や水を与えて日光に当てても芽なんか出ません。
芽が出る資質や条件が備わって初めて、努力が実るのです。
でもだからといって、何も特別なずば抜けた才能が無い我々が落胆して
人生を諦めて良いという訳でもありません。
自分の出来る範囲のことを精一杯やること
それが出来ることもまた才能の一つです。
出来る範囲の事を精一杯やっていれば、そこから何かが開けてくる可能性も有ります。
何よりもやってはいけないことは
・見込みの薄い目標に対しての無駄な努力
・全てを諦めて向上心をなくす事
この二つです。
出来ることを最善を尽くしていれば、必ず前には進みます。
出来ないことを空回りして続けていても前進せずに
無駄な労力と時間を消費するのみです。
日本人は、努力すれば何でも出来る的な風潮が色濃い国民性ですが
全くもって誤ったマインドです。
無駄な努力こそ、全てを出来なくします。
着実に前進する道を歩かずに、有りもしない高速道路を探してても
前には進めませんし、最悪後退してたりもします。
とにかく今出来ることをやれ!
出来ないことはしなくていい!
以上です。
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