テレアポにおいて自分が良いとも思っていないモノをお客さんに売り込むことについて




メールで質問頂きましたのでお答え致します。

出版物の定期購読促進系のテレアポにお勤めの方からの質問。

もともとアポインターでは無かったのですが

止むを得ず電話をかけるようになったという方です。

インターネットの普及のせいで、紙ベースの出版物は下火であり

契約なんてそうそうとれるはずも無い状態にあり

自分自身でも読んでないし、良いと思ってないものを売り込むことについての質問です。

仕事内容としては、某出版物のお試し購読をオススメして後の定期購読の足がかりとするものとのことです。

確かに紙媒体の出版物はこれから、消え行く運命だと思います。

そして、それに関わる仕事も同様の運命を辿るでしょう。

しかしながら、テレアポの仕事というのは、意外と潰しがききます。

A社の商品を売り込む能力が有るなら、A社が潰れたとしても

B社の商品も同様に売り込むことが出来ます。

これがテレアポの技術です。

なので、現状厳しい条件でのテレアポ業務を経験することは

この先の人生で必ず役に立つスキルとなると思います。

それは、仕事だけではなくプライベートで何か相手を説得しなければならない時に

力を発揮してくれる可能性だって無いとは言えません。

まずそれを念頭に置いて、この場限りの仕事だと思わないことで遣り甲斐が生まれます。

あと実際のアポインター業務について言えば

アポを取るべき項目のみにフォーカスして考えるということですね。

定期購読に繋がる、お試し期間のオススメの営業ですが

アポインターが考えるべきはお試し購読のことだけです。

お試し購読を承諾する様促して、YESとの回答を得ることだけを考えると少し気持ちが楽になるかも知れません。

オススメするものの良し悪しを判断するのは実際お試ししたお客さんですし

それを最終的に後押しするなり無理やり売り込むのは営業マンの仕事です。

出版物を一週間お試しして何か分かるのかも少し謎なのですが

そういう手法で今まで成り立っていたのだから何かしら意味のあるお試し期間なんですよきっと・・・

もっとドライなものの見方としては

売るものなんて何でも良いという考え方も有ります。

あなたが居て、電話が有ってお客さんが居る

それだけです。

扱う商品は何でも良いですし

良いモノだろうが悪いモノだろうが、話にのるかのらないかはお客さん自身の判断ですし

アポインターはそれを提示してるにしか過ぎないんですよ。

現在勤める職場で一生過ごすつもりなら話は別ですが

売り物の内容というよりは自分がどう動くかがテレアポの仕事としては重要かなと思います。

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